DEVELOPMENT STORY 01

なければ、
作ればいい。

ゲンバログは、最初から「アプリを作ろう」と始まったわけではありません。現場で毎日仕事をする中で感じていた、小さな不便。そこから、すべてが始まりました。

PROLOGUE

現場で使うものを、
現場を知っている人間が作る。

工程の確認、工事写真、図面、入退場の記録。現場では毎日、いろいろな情報を扱います。

それぞれを別々に管理するのではなく、スマートフォンひとつで、もっとシンプルにまとめられないか。

そんな思いつきから、ゲンバログの開発は始まりました。

「自分が現場で使いたいものを、自分で作ってみよう。」

開発会社から始まったプロジェクトではありません。大きな予算があったわけでもありません。

外構工事の現場から始まった、小さな実験でした。

CHAPTER 01

遊び半分で始めたら、
本当にアプリになってきた。

「こんなのがあったら便利だな。」最初は、その程度の話でした。

アプリ開発の経験があったわけではありません。プログラマーでも、IT企業の人間でもありません。本業は外構工事。毎日現場に出て、自分で施工する側の人間です。

それでも、AIと話しながら「ここにこんなボタンが欲しい」「現場ではこう動いた方が使いやすい」と一つずつ形にしていきました。

脱線しながら作る。
でも、使い勝手には妙にうるさい。

試作を繰り返すうちに、工程、写真、図面、入退場。バラバラだった現場の記録が、少しずつひとつのアプリにまとまり始めました。

PROJECT MEMBERS

そして、タナカHDができた。

開発、デザイン、経理。AIとのやり取りにも役割を持たせた方が面白い。そんな脱線から生まれたのが、架空の制作チーム「タナカHD」です。

タナカ電算企画の田中ハジメ

タナカ電算企画

田中ハジメ 51歳

担当:アプリ開発・技術全般
東都工業大学・情報工学系
頑固・几帳面・理屈派

昭和の頑固SE

タナカデザイン事務所の田中ケン

タナカデザイン事務所

田中ケン 51歳

担当:デザイン・ブランド全般
武蔵野造形美術大学・視覚デザイン系
軽い・感覚派・ノリがいい

平成のチャラ美大男

FROM PROTOTYPE TO THE FIELD

PCの中だけじゃ、
現場で使えるかは分からない。

画面ができた。ボタンも動いた。でも、それだけでは「現場で使えるアプリ」とは言えません。

次に始めたのは、実際のスマートフォンでのテストでした。図面を開く。写真を撮る。工程をチェックする。入場して、作業をして、退場する。

PCでは問題なく動いていたものが、スマートフォンでは思ったように動かない。カメラがうまく起動しない。図面の表示も、現場で使ってみると改善したいところが出てくる。

作る → 現場で試す → 文句を言う → 直す。
だいたい、この繰り返し。

机の上で考えた仕様ではなく、実際に現場で使ったときに感じたことを、そのまま次の修正に入れていきました。

そして、試作品から実用品へ。

少しずつ機能が揃い、ゲンバログは単なる試作品ではなくなっていきました。

CHAPTER 02

自分のスマホで動くだけでは、
まだ「みんなで使うアプリ」じゃない。

スマートフォンで基本機能が動くようになったゲンバログ。次に必要になったのは、現場の情報を複数の端末で共有する仕組みでした。

現場管理をする人。写真や工程を記録する人。実際に現場で作業する人。同じ現場に関わっていても、必要な情報と操作できる範囲はそれぞれ違います。

そこでゲンバログは、端末の中だけで完結する試作品から、サーバーを使って現場情報を共有する仕組みへ進みました。

現場ではすぐ使える。
必要なデータは、ちゃんと共有できる。

ただし、現場はいつでも通信環境が良いとは限りません。よく使う情報やサムネイルは端末側にも持たせ、必要なデータをサーバーと同期する。現場での使いやすさを優先しながら、複数の利用者で情報を共有できる仕組みを作っていきました。